1961年京都府生まれ。大阪大学博士(経済学)。大阪大学助手、大阪府立大学講師、大阪大学社会経済研究所教授、大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て、2021年から現職。専門は行動経済学・労働経済学。格差問題の実態と原因を実証した著書『日本の不平等―格差社会の幻想と未来』で日本学士院賞、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞などを受賞。著書に、『いますぐできる実践行動経済学』『あなたを変える行動経済学』(東京書籍)をはじめ『行動経済学の処方箋』『競争と公平感』『競争社会の歩き方』(共に中公新書)『経済学は役にたちますか?』(東京書籍)『行動経済学の使い方』(岩波新 書)『医療現場の行動経済学』『実践 医療現場の行動経済学』(東洋経済新報社)など多数。