1953年,東京都生まれ.東京大学文学部卒.学習院大学教授.東北学を提唱し,1999年に雑誌『東北学』を創刊.『異人論序説』『王と天皇』(ちくま学芸文庫),『境界の発生』『結社と王権』(講談社学術文庫),『東西/南北考』『武蔵野をよむ』(岩波新書),『遠野/物語考』(荒蝦夷),『震災考』(藤原書店),『性食考』『ナウシカ考』(岩波書店),『民俗知は可能か』(春秋社),『災間に生かされて』(亜紀書房),『奴隷と家畜』(青土社)など,著書多数.岩波現代文庫に『象徴天皇という物語』『岡本太郎の見た日本』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞,芸術選奨文部科学大臣賞受賞),『排除の現象学』がある.