どうして発展が早い国と遅い国があるのでしょうか。開発経済学とは、途上国の経済分野を研究する学問です。開発経済学は、経済学の10種競技とも言われるようにその国の気候や文化、慣例、貧困や男女問題、教育、食料の問題などさまざまな要素を扱います。たとえば女性労働ひとつとっても、その社会規範に大きく影響を受け、東アジアでは女性の社会進出が活発で、南アジアは制約があったりなどします。また、アジアのいくつかの国では経済成長が低下、衰退することなどもわかっています。本番組では開発経済学者の大野昭彦先生に、「国がどう経済発展をしていくのか」というテーマで語っていただきます。
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