犯罪を犯した未成年者が更生のために収容させる少年院。それは特異な人たちの特異な場所ではあるが、社会の中で不可避なものとして機能している現実を見ると、それは社会の問題が浮き彫りになっている現場でもある。少年院は実際にどのような役割を担って、どのような活動が行われているか?そこで過ごす子供たちはどんな毎日を送り変化していくのか?一方で、そこで働く法務教官の役割は何か?そんな日常を見て来た法務教官は今日の少年の非行問題をどのように見ているのか?元法務教官が、少年院の実態を語るとともに、社会の非行問題がなぜなくならないのかを語る。
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