「仕事ができる人」というと、スキルの高い人をイメージしがちだが、個別に語られるビジネススキルの総量を大きくしても、必ずしも「仕事の成果」に直結しないのは誰もが経験的に感じているだろう。このスキルを超えた「仕事力」とは何か。人間力と大括りされることもあるが、そこには定量化できない何かがある。経営学者として多くのビジネスや経営者を見てきた楠木先生は、センスの重要性を指摘する。それは先天的に身につけたものではなく、仕事のできる人が仕事を通して会得したものだと言うが、それは誰もが同じように身に付けるものではない。そのため、「その人ならでは」の力となるが、言語化や習得方法の伝授が難しい。 このコンテンツでは、スキルのように可視化されないが確かに存在する仕事における「センス」の存在を明らかにしていく。
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