元ゴールドマンサックスの田内学さんは、社会における「お金」の正しい理解を広める活動を展開している。その田内さんが初の著書『お金のむこうに人がいる』に続き、待望の二冊目『きみのお金は誰のため』を刊行。本書には、「お金自体には価値がない」「経済は贈与である」など、資本主義の新しい視点がいくつもある。特に興味深いのは、「贈与には時差がある」「愛には時差がある」というフレーズ。このタイトルでは、著者の田内さんに、社会における愛とお金の興味深い関係について掘り下げて聞いていく。
『きみのお金は誰のため』の著者