「友だちと仲良くしなさい」と子供の頃は散々言われる。大人になっても、友達がいない「ぼっち」は否定的な意味を持つ。このように友だちの重要性は確立されているようだが、一方で、つながりが煩わしくなる時がある。ネットから離れる不安と同時に、離れてひとりになりたい気持ちにもなる。僕らは本当にどこまで友達が大事なのか。経済が発展し、社会でひとりでも生きていける時代であり、かつネットで多くの人と繋がれる時代では、人との繋がりから友達関係が変化しているのではないか。このいつでも誰とでも繋がることができる時代に、友だちの在り方を再考する。
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