誰もが体験する感情が「怒り」。だが怒りをコントロールできる人は多くない。「怒りに苦労するのは技を知らないから」と僧侶・草薙龍瞬氏は語る。特に現代はSNSの弊害や閉塞する社会、先が見えない世界情勢など暗い話題が多い。こんな時代には、怒らないことより「正しく怒れる」ほうが大事だと訴える。日常のストレスから、過去の挫折や劣等感、厄介な相手との向き合い方まで、さまざまな怒りへの処方箋を語る。「どんなに腹が立つ現実も、技を使えば大丈夫」
僧侶・作家・興道の里代表