大量生産された物に溢れるこの世界に、カスタマイズ文化がどのような影響を与えていくのか。そもそもスニーカーは、仕組みと素材的に寿命が限られている。そのスニーカーを新しい形で使い続けられるものにしたい、「スニーカーのカスタマイズの文化を根付かせたい」という思いから、廣瀬さんは中古のスニーカーと様々な種類の靴を利用し、靴のカスタマイズの可能性を広げてきた。0→1ではなく、「組み合わせ」で作り上げる新たなクリエイティヴの思想について解説していただく。
リクチュール代表