多くの日本人は、いまだに英語に苦労する。中学から習い続けてきたのに、一向に話せないのはなぜだろうか。その一方で複数の外国語を操る人もいる。世界中の辺境を訪れてきたノンフィクション作家の高野秀行さんは、これまで25以上の言語を習得されてきた。そして、ご自身では決して「語学の天才ではない」と言い切る。そこに特別なノウハウがあるのか?高野さんの実践方法は極めてシンプルで、「言いたいこと」から覚え、言いたい単語から覚える。そして現地の人の言葉を真似ることから、その言語独特の法則とノリを身につけていくという。それは学校で習う学習法とは真逆であり、その場にあるものを上手に活用する、いわば「ブリコラージュ」的な学習法である。このコンテンツではその高野さんの方法論をエピソードも踏まえ語っていただく。これを聞くと、誰もが新しい言語を習いたくなること間違いなし。
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