『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』の著者で人類学者のデヴィッド・グレーバー最後の著作である『万物の黎明』は、発売以来大きな話題を呼び起こしている。それはグレーバー独自の社会学的視点に加え、権力構造や社会的不平等への洞察が注目を浴びているからに他ならない。この本の翻訳に携わった酒井さんは、この本は人類史における新しい一歩であり、これまでの常識を根底から覆すダイナミックで意欲的な作品であると語る。 本タイトルでは、訳者である酒井さんに、700ページ近い大著であり難解な箇所も含むこの本の魅力や読みどころについて、わかりやすく解説していただく。
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